オンライン設定
オンラインリザルトシステムとして動作させる場合には、RSをサーバモードに設定し、システムの更新もため共有フォルダに対してアクセス権の設定をする必要があります。以下にその方法を示します。
■ サーバポートの設定
大会選択メニューの[システム]→[オンライン用サーバポート設定]をクリックするとポート設定のためのダイアログが用事されます。
オフライン時の設定値は0です。
オンライン運用する場合にはデフォルトでは
左図のように正確に20001に設定し、登録をクリックして完了です。
※ XMLファイルの設定を失敗すると、RSは起動できなくなる場合があります。そういう状況になってしまった場合には、一旦RSを終了後、当該XMLファイル(C:\FigureExtremeEx2SQL\FigureExtremeEx2SQL.xml)を消去してRSを起動してください。XMLファイルが再作成されます。
■ 共有フォルダの設定
Cドライブ直下に
FigureExtremeEx2SQL
フォルダがあることを確認します。
FigureExtremeEx2SQL フォルダを右クリックし表示されたメニューから「プロパティ」を選択しクリックします。
表示された画面で「共有」タブをクリック、中ほどの「共有」ボタンをクリックします。
次に表示された画面で「Everyone」を「読み取り/書き込み」のアクセス許可レベルで追加します。
この追加の方法はインターネトなどでお調べいただき、あくまでも自己責任で正しく設定してください。
以下の設定を含め、この設定が正しく行われないと、JS, DO, VCなどのプログラムの更新が正しく行われません。
■ Windows10 での追加の確認事項 (重要)
RSの共有フォルダが他のJS,DO,VCのPCから共有フォルダがパスワード無しで自由に読み書きのアクセスができなければなりません。
「ネットワークと共有センター」→「共有の詳細設定の変更」の内容も以下の点で設定を見直す必要があるかも知れません。
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プライベートプロファイルのネットワーク探索とファイルの共有を有効にします。もし現在のプロファイルがプライベート以外なら現在のプロファイルも同じ設定を行います。
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すべてのネットワークプロファイルのパスワード保護共有の無効化
実際にセットアップされたPCの状態によっては上記以外の設定を見直す必要があるかも知れません。RSのフォルダの共有設定は、RS内の更新プログラムを各PCに配布しシステム全体を最新の状態にするために必要な設定です。確実に設定を行ってください。
■ オンライン・リザルトRSに使用するPCの制限について(重要)2022/07/31追加
オンライン・リザルトに使用するRSはネットワーク・サーバとして動作しています。通常のPCはインターネットを通じてホームページの閲覧などデータを受け取ること(クライアント動作)が主で、自ら複数のクライアントにデータを発信したり、データの中継を行うことを想定した設計がされていません。通常このような動作を問題なく行うためにはサーバOSの使用やサーバPCの使用が求められます。RSではインターネットサーバのような大量のデータ通信の動作は行っていませんが、RSに対して複数のクライアントつまりJSやDO, ROなどの接続を管理し、それぞれの通信を行っています。これを問題なく行うためにはRSのPCのネットワークにそれなりのスペックと内部構造の条件が求められます。RSで使用するLANインターフェースはUSB-LANアダプタなどのインターフェースではなく、PC本体のLAN端子である必要があります。オンラインRSでUSB-LANアダプタを使用したケースでの通信系の不具合を認識された場合にはサポートまでご連絡ください。