施設納入版の更新方法
STS(セイコータイムシステム)経由で納入されている施設向けのシステムの更新方法に関する技術情報です。但し施設のシステムから新FX2 SQLにメンテナンス時に更新されていることが必要となります。この更新状況は以下のメンテナンス実施履歴を確認してください。
1) 原則的手段
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施設に納入しているRSも何らかの手段でインターネット接続します。
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RSの機能で「最新プログラム、コンポーネントのダウンロード」を行って正常終了を確認します。RS以外の機器はインターネットに接続する必要はありません。
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RSで最新バージョンを取得しておけば、オンラインで接続したJS, DO, VCは自動で更新されます。
2) 例外的手段 その1
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施設以外のRSをオンライン設定にします。設定方法は「技術情報」→「オンライン設定」を確認してください。
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RSの機能で「最新プログラム、コンポーネントのダウンロード」を行って正常終了を確認します。
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このRSの以下のフォルダをそれぞれUSBメモリーなどにコピーします。
c:\FigureExtremeEx2SQL\NewExe
c:\FigureExtremeEx2SQL\Data -
この時点でこのRSはオフラインモード設定に戻します。
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USBメモリーなどにコピーした2つのフォルダを、施設のRSの同じフォルダにコピーします。
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施設のRS, JS, DO, VCプログラムを起動して必要な更新が行われることを確認します。
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加えて必要によりシステムSOVも更新してください。
3) 例外的手段 その2
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上記その1で更新できない場合には、それぞれのPCの該当プログラムを上書きで更新することにより、プログラムを更新することができます。但し最新のプログラムを上記2)の方法で c:\FigureExtremeEx2SQL\NewExe のフォルダに取得できていることが前提です。もしこれができていなければ、サポートからプログラムをお渡ししますのでご連絡ください。
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以降の更新で使用する最新のプログラム・ファイルは c:\FigureExtremeEx2SQL\NewExe フォルダに保存されたファイルか、サポートからお渡しした最新のファイルとなることにご注意ください。
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RSのプログラム本体は c:\FigureExtremeEx2SQL/Exe フォルダにあります。このフォルダに FigureExtremeEx2SQL.exe を上書きすることによって更新できます。但し、c:\FigureExtremeEx2SQL\NewExe フォルダにも同じプログラムが無いとダウングレードされてしまうので注意が必要です。
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JSのプログラム本体は、JSのパソコンの c:\FX2JS\Exe フォルダにあります。このフォルダに FX2JS.exe を上書きすることによって更新できます。全てのJSパソコンに同じ操作を行います。
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DOのプログラム本体は、DOのパソコンの c:\FX2DO\Exe フォルダにあります。このフォルダに FX2DO.exe を上書きすることによって更新できます。
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VCのプログラム本体は、VCのパソコンの c:\FX2VC\Exe フォルダにあります。このフォルダに FX2VC.exe を上書きすることによって更新できます。
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JS, DO, VCともに起動画面のキャプション(上のバーの左側)にプログラム・バージョンが表示されますので、必ず更新したプログラムのバージョンであるかをご確認ください。プログラム(Exeファイル)のプログラム・バージョンは、対象ファイルを右クリック → プロパティ → 詳細タブの「ファイルバージョン」で確認できます。
施設納入版のFX2SQL更新状態リスト
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茨城 笠松運動公園 2020年9月7日 実施済
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山梨 小瀬公園 2020年6月22日 実施済
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愛知 ガイシアリーナ 実施済